査定車両:三菱 ランサー
2014初春
しばらく放置した車検切れのランエボを査定してほしいとのことで依頼主宅へ。
雪が多い山裾の地域で広い敷地の一部には膝丈ほどの雪が残っており、その一角にランエボの入った車庫。ご対面前に車庫までの道を開拓しなくてはならない。
スコップをせっせと振り回し車庫の入り口まで進むと中にはランサーGSRエボリューション。エボVと言われるモデルだった。依頼主は昨冬前に車検が切れてからバッテリーの端子を外していた為エンジンはすんなりかかるもタイヤからエアが抜けており現状移動することはままならない様子。
一通り査定を終わらせ買取価格を提示すると依頼主はまた車検を取って乗りたい気持ちも残っているので少し考えたいとのこと。後日連絡をいただくことでその日は終了となりました。
その後約1か月が経過したころ依頼主より買取希望の連絡をいただき買い取ることに。
車検切れの車両を引き取る際は日頃お世話になっている陸送業者さんに依頼するので例にもれず依頼。
日程の打ち合わせをして引き取りの当日、依頼主宅付近で待ち合わせ。
陸送業者さんはなんとバンタイプの車両に二人乗りでやって来た。
私「あれ、積載車じゃないんですか?」※自動車を積んで走るトラック
陸送業者「仮ナンバーで自走します」※車検切れでも公道を走行できる処置
私「いや、タイヤエア抜けてるって伝えましたけど」
陸送業者「え!?」
依頼を受ける人と実際に現場に出る人の間での連絡不備である・・・
しかし予定時間は迫っているので頭をフル回転。ピンとくる。
私「ちょうど冬タイヤも引き取りなんでタイヤ替えれば大丈夫かも。お客様には本日で予定を伝えてあるのでとりあえずこのまま行きましょうか」
依頼主宅に到着すると査定で伺った際の雪は消え去っており一安心。ランエボを車庫から押して出して冬用のタイヤに交換し、ぺったんこのタイヤは陸送業者さんのバンにて持ち帰り。
最後にちょっと焦りましたが無事ランエボの引き取りが済んだのでした。
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