査定車両:トヨタ ランドクルーザー100
2014年夏
インターネット査定サイトからお申し込みの女性依頼主。
個人名での申し込みだったし出張先についても住所のみ知らされていたので行った先が【質屋】さんだったのには驚いた。
本当にここで合っているのか不安になり依頼主に電話で確認してみる。
私「本日お車の査定予約をしただいております〇〇と申します。ご指定の住所は質屋さんですがお間違いございませんか」
依頼主「そうです~。着きました?正面から入って下さ~い」
非常にフランクな感じの依頼主。どうやら質屋の従業員のようだ。
私はこれまで【質屋】というものを利用したことは無く、何となくのイメージしか持っていなかったのだが入ってみて驚いた。
まず手前と奥が長いカウンターで仕切られていて、天井からカウンターまでぶ厚いアクリル板?のような板が隙間無く設置されていて手前と奥で人が行き来出来ないようになっている。
TVドラマで見る刑務所で受刑者が面会するような空間というとわかると思う。
おそらく高級品や高額の現金を扱う為の犯罪対策仕様なのだろう。その一角に空いた店員と客がやり取りするであろう穴から依頼主に挨拶。査定車両のキーを受け取る。
査定後、同様に穴からキーを返却して買取条件を伝える。
依頼主「じゃ、検討しますね~」
と言われたもののその後ランドクルーザーを買取りする事にはならなかった。
査定したランドクルーザーの査定額はかなり高額だったがそれっぽい言葉で言う「質入れ」品だったのかは不明のまま。
出張査定の出張先は個人宅だけではないのだ。


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