「ガキの使いじゃないんだよ!!」

査定車両:三菱 パジェロ

2013年夏

怒られた話。

取引業者から顧客の車を査定してほしいという依頼で出張査定へ。

到着した先は個人病院。車両の持ち主は院長の車という事。

受付に査定の旨を申し出てキーを借り早速査定を行う。

査定を終え再び受付に行く院長室に通され院長にご挨拶。中年の男性であった。

院長「診察時間が終わった後で連絡してもらえますか。メールのほうがいいね」

と院長の名刺を頂戴したので会社へ戻る。

帰社後買取条件を算出し名刺に記載のメールアドレスへ買取価格・有効期限等を添えてメール。

と、ここまではよかったのだがこの後大変なことが起こる。

ちょうど退社時間だった為メールの送信を確認して退社。翌日私はお休みという流れであった。

翌日の昼頃、ラーメンを食べようかと一人で外出していると会社から着信。

出てみると当社事務員からで昨日の査定依頼主から会社に電話が入り私が休みだというと烈火のごとく怒り始めたのだという。なにも知らない事務員に当たられては困るのですぐに私から連絡しますと電話を切って依頼主の病院へ連絡。

受付の方が院長に取り次いでくれたのだが開口一番

「ガキの使いじゃないんだよ!!」

と怒鳴られる。※当時の事を思い出しながら記事を書いているのだがなにかがふつふつと沸いてくるのがわかる。とても嫌な気分である・・・

とりあえず院長の話を聞いていると昨晩私にメールの返信をしたのだが本日昼になっても私からの連絡が来ず会社に問い合わせたところ休みと言われキレたらしい。色々と罵声をいただいたが書いているとさらに気分が悪くなるので割愛。大人になってこれほど他人からキレられたのは他に数回しか覚えがない(いやあるんかい)

自身の思い通りに事が運ばないとダメな人なんだろうがそこまでキレる場面なのだろうかと思いつつ

「早急に返信します」と電話を切る。

取り急ぎ会社へ出向きメールを確認し返信を行う。

さらに今回紹介してくれた取引先にも怒らせてしまった旨を報告すると

取引先「難しいひとだからねぇ」という評価。

通常ここまで依頼主を怒らせた場合買取どころでは無くなるが、なんと後日買取依頼のメールが届く。さらに感情的になり申し訳なかったとの一文が添えられていたのにも驚く。正直二度と行きたくないと思っていたがこれでは行かざるを得ない。

仕方なく必要書類を伝え引き取り可能な日程を連絡。

引き取り当日は空いている診察室にて事務の方が契約書云々に対応してくれ

事務員さん「院長から申し訳なかったと伝えてほしいと・・・」

感情のコントロールが不得意なのは自覚しているのか・・・

私も対応が悪く申し訳なかった旨を伝えて病院を後にした。

カスタマーハラスメントなどという言葉が無かった時代の思い出である。

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