査定車両:ホンダ エディックス
2015年秋
一風変わった国産車の話。
インターネットから申し込みの企業様の社用車、ホンダのエディックス。
2列シートの普通乗用車だが乗車定員は6名。
なんと1列目も3名掛けのなんとも奇妙な車なのだ。
普通乗用車では2列目シートが3名掛けなのは一般的だが1列目となると話は変わってくる。
車はハンドルとインパネがせり出ているのが普通だが運転席はハンドルがあって当然だし助手席はグローブボックス程度で空間があるように作られている。しかし前列を3名掛けにすると中央のシートがなんとも居心地が悪いのである。
実際、興味本位で座ってみたが通常のシートより幅が狭く全くまさに居心地が悪いの一言である。
どうやら前列中央のシートにはドリンクホルダーとしての機能が備わっているようでシートとして使うのは非常時というのがよさそうではあるが、やむを得ず6人で出掛けようとなった時、前列の真ん中は一番嫌な席である。おそらく運転席の人間がハンドルを操作するたびに接触するだろうし中央のシートの人間は足の置き場にも困るはずだ。あと純粋に事故を起こしたときはどうするのだろうと不安を感じた。記憶が定かではないがエアバッグが無かったような気がする・・・ぶつかったときはナビやオーディオに突っ込んでしまうのではなかろうか。親子3人でドライブなんてなった時も絶対に座らせたくない席である。
車にはなんでこうなったと感じてしまう車種も存在するのであるというお話。


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