買取査定 来店と出張どっちが良い?

車買取査定を利用する場合、申し込みの方法は色々ですが査定を受ける場所は買取店に足を運ぶか出張査定をお願いするかのどちらかになります。ここではその二通りの査定方法についてご紹介したいと思いますので参考にしてみて下さい。

〇来店査定について

 買取店舗に赴いて査定を受けます。なお業者によっては来店査定に対応していない店舗も有りますので予約推奨ですが、私の勤めていた会社には全く予約なしに「査定出来ますか?」と来店されるお客様は多数いらっしゃいました。本来は店舗のホームページ等で事前に情報を確認したうえで予約をするのが間違いない方法です。

 店舗で査定を受ける場合の最大の注意点は査定と商談にかかる時間です。買取店の一部では今もなお、商談マニュアルなのか話の途中に何度もスタッフが奥に引っ込んでしまいかなりの時間が掛かってしまうケースが有ります。これははるか昔から使われる手法で、買取出来そうなお客様に対し時間をかけて飽きや疲れを誘い「もうこの場で決めてしまおう」と思わせる事を狙ったものです。このような展開を避ける為、来店の際には所要時間を確認し、この後は予定が有るとはっきりお店側に伝えましょう。(実際は特に予定が無くても家に帰ってゆっくりするのも大事な予定になります)これである程度は業者の姿勢が変わってくるはずです。その上で知らされていた所要時間を上回ってしまった場合は、事前に聞いていた時間を目安に予定を組んでいたのでもう時間が無い旨を伝え結果は後で連絡してもらう等の申し出も可能です。

 査定条件が確認出来たら記録に残します。買取見積書が有れば一番良いですがメモ帳にもらった名刺を挟んで日付と条件を記載するだけでも良いでしょう。買取条件の確認事項については別記事で紹介しますのでそちらを参考にして下さい。 

 店舗に赴いて買取査定を利用する場合、複数店舗を回ることになりますので一件一件に時間を掛けすぎない工夫をしましょう。 

〇出張査定について

 買取業者がお客様の自宅へ出向いて査定を行う方法です。ケースによっては勤務先などにも来てもらえます。

 まず第一に自宅とはお客様にとってのホームになりますので、ある程度お客様のペースで事が運べる利点が有ります。例えば休日などを利用して複数の買取業者を呼び一日で査定金額が出揃うようにすることも可能ですし(買取業者のスケジュール調整も必要なので2週間くらい前の予約が妥当)、小屋にある冬用のタイヤなどはプラス査定になるか聞いてみることも自宅ならではの利点です。また、お住いの県の中心部以外の地域にお住いの方などは、わざわざ時間と燃料代をかけて複数店舗を回らなくても良いというのも出張査定を利用するメリットになります。

 査定の際、ヒアリング・査定後の価格提示など買取業者と話をする場所については、基本的に玄関先や車の脇で良いと思います。これは前述の「来店査定」でも書きましたが長時間の商談を避けるための方法です。買取業者によっては客先で長く居座り買取契約を結ばせようとするケースが全く無いわけではありませんので、長くなりそうであればすぐに切り上げられるよう、「この後予定が有るので!」と言える用意をしておきましょう。若年層・高齢者・女性の方が一人で対応する場合も話術で押し切られるおそれが有りますので出来れば信頼出来る方に立ち合いをお願いしたいところです。

 他に出張査定を依頼する際の注意点ですが買取業者は基本的に車に乗って訪問するので駐車スペースには注意しましょう。複数の買取業者が同時に査定を行う場合、自宅前に十分なスペースが有れば問題有りませんが狭い路地だとご近所に迷惑をかけることになります。そのような場合は時間の調整をして買取業者が同時に集まらないようにするなど工夫しましょう。

 査定条件が確認出来たら記録に残します。買取見積書が有れば一番良いですがメモ帳にもらった名刺を挟んで日付と条件を記載するだけでも良いでしょう。買取条件の確認事項については別記事で紹介しますのでそちらを参考にして下さい。  

 以上、来店査定と出張査定についての解説になりましたが個人的には出張査定を利用する方が何かと利点は多いと思います。ただし、昔は押し買い的な行為が横行していた業界でもありますので万が一に備えることが必要です。具体的には個別の店舗ごと申し込む際にはその店舗の口コミを確認するなど情報収集を行い、問題のありそうな店舗は除外する。インターネットの一括査定を利用する際はそのサイトのカスタマーサービスの連絡先を確認し問題が起こった際は速やかに報告できるようにしておく等です。これらのアドバイスを参考に安心・安全な買取査定を実行してみて下さい。

 この他にも車を売る際に参考にしてほしい事柄を紹介していますので是非読んでみて下さい。【車を売るときアレコレ – 車買取査定員の思い出日記

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