猛吹雪 後日談

査定車両:トヨタ パッソ

2014年冬

「猛吹雪」の続き

査定時に猛吹雪に遭い大変な思いをしたものの買取価格には満足してもらえたようで無事に買い取る運びになった時のお話。

査定から約1週間後、依頼主より買取依頼の連絡をもらい必要書類が揃う日を見越し引き取りの段取り。買取車を引き取る方法は色々有りましたが今回は依頼主の住まいが駅近くだったため電車で引き取り。

15時台の電車に乗るため駅のホームへ向かうとたくさんの学生さんたち。この日は買取用の現金を持っていたためカツアゲのターゲットにならないよう細心の注意を払う。※そんな時代ではなかった

その後まったくトラブルはなく引き取りが済むも帰宅後テレビの県内ニュースでインフルエンザ流行という文言を確認。

そういえば今日の電車内でゴホッ、ゲホッと聞こえていた気がするなあと思いつつ昭和男にありがち(偏見)な「自分は大丈夫」でスルー。

たしかに過去インフルエンザになった覚えが無かったのだが予防接種などは受けておらずコロナ流行後のように人込みでマスクをする習慣もなかったため今回は見事にヒット。

二日後のその日は朝からどうにも寒いと感じており事務所内でもコートを着用していた。夕方になりこれは寒いんでなく寒気でしかも頭が痛いことに気付く。これは尋常ではないと職場近くの病院へ。

病院で受付時に検温、38.8度。

すぐさま別室へ通される。

鼻の穴に綿棒を突っ込まれ涙目になった後、しばらくして「インフルエンザA型です」と死の宣告。

お薬をもらい会社へ報告すると

「そのまま帰ってくれ」というありがたいお言葉。

お薬のおかげで翌日には症状が良くなりその後数日休んで復帰したが今度は同僚がインフルエンザで休んでいたという申し訳ないお話。

この出来事以降、あの体調不良がトラウマとなり電車に乗る際はマスクを着用するようになりましたとさ。

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