査定車両:日産 マーチ
2013年春
日産が長らく主力にしてきたコンパクトカー、マーチにオープンカー仕様があったのはご存じだろうか。
ある日、見たことのない日産車がやって来た。
古い型のマーチに幌がついている・・・査定希望のお客様のようだ。
一瞬何かの改造車と思ったがお客様に話を伺ったところ古いマーチにはオープン仕様のグレード【カブリオレ】が販売(1997年発売)されていたそうだ。
査定してみると内外装・幌ともに状態が良いがエンジンがオイル漏れを起こしていた。さらに下回りもかなり錆が出ており、一部はかなりガサガサしていたため車検は結構費用が掛かることが予想される状態であった。
中古で購入し、購入後は大事に車庫保管で冬場は走行していない箱入り娘だったがやはり年数が経つとどうしてもあちこちガタが来るようで依頼主は泣く泣く処分を決めたとのこと。
査定価格としては古いノーマルマーチと同じ扱いのようでプレ値はついていなかったため解体向けの価格で買い取り。
基本的に解体の車はエンジンなどの状態は確認の必要がないので試乗すること無く登録抹消手続き後速やかに解体業者へ引き渡す流れになるが、今思えば天気の良い日にオープンで乗ってみればよかったと後悔。
日産は当時からやっちゃってたんだというお話。(なんだソレ)
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