査定車両:トヨタ プレミオ
2015年春
以前買取させていただいたお客様の実家のプレミオを査定してほしいとの依頼。
早速出向き査定すると状態は悪くないが年式・走行距離ともにそれなりに経過している。
以上を会社に報告するとなかなか高額な査定額が出てきた。どうやら輸出需要が高いのだそうだ。
持ち主に買取価格を提示すると驚きとともに即決。翌日には引き取りを行い各種手続きを踏んでさらに数日後にはオークションへ出品。
オークションでの結果を述べると仕入れ(買取)価格よりもずいぶん高く、なんなら新車価格に近い値段で落札されて我々は大喜び。
価格が高い理由はオークション相場の高騰で、一部のトヨタ車の取引価格が大変なことになっていた。たしか中東の国で急激に需要が高まっての現象だったと記憶しているが、このような場合その特殊な需要が無くなってしまうと一気に相場が崩れ落ちてしまうのでオークションで落札されるまでは非常に怖かった。いつ特需が終わるかはわからないのだ。
トヨタ車は海外諸国で根強い人気がある為大概の車種は買取価格も高くなりがちだが、タイミングによってはこのような特殊なケースもあったというお話。
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